藤岡氏が質問メール

ミステリー作家の藤岡真氏唐沢俊一に対し、漫棚盗作事件に関する説明を求めるメールを送ったとのこと。
質問部分を引用する。

唐沢俊一氏に対する誤解、及びお詫び(2008/02/01)

(中略)

 さっそく、用件に移りましょうか。「事実関係の裏取り」です。

1、あなたは漫棚通信ブログ版から大量の文章をコピペして自著に掲載し、「引用したという事実を記載し忘れた」と釈明しましたが、「改竄」を加えた文章は「引用」にはなりません。ご説明下さい。

2、絵物語のストーリーの要約を、何故に他者の書いた文章を「引用」せねばならなかったのでしょうか。朝日新聞書評委員ともあろうあなたがです。そもそも「引用の必然性」が、ありません。

3、あなたは漫棚通信氏が、交渉の経緯をブログに書いたことを非難していますが、あなた(と知り合いと名乗る不明の人物)は週刊新潮の取材に交渉の経緯を洩らしていますが、これはいいのですか。

4、そして、ちゃんと取材してきた、まともなメディア週刊新潮漫棚通信氏には取材していませんが、これはどうお考えですか。

5、 最後に「今後、単純な引用ミスをおかしただけの同業者が、これを前例として相手に過大な謝罪を要求されるという事態を招きかねない」と判断して交渉を決裂 させた(この記述は後々重大な意味を持ちます)あなたが、何故にHPに謝罪文を掲載し、2刷本にも同様の処置をしたのですか。


唐沢俊一は『創』2008年2月号で「ネットでいろいろ論評していた人間で、「唐沢の見解はどうなのか」と尋ねてきた人は一人もいなかった」と語っている。

唐沢:「ソースを確認しない」ということはありますね。私の、「新・UFO入門」関係の騒ぎについても、
週刊誌はきちんと私の方の言い分を確認してきたけど、ネットでいろいろ論評していた人間で、
「唐沢の見解はどうなのか」と尋ねてきた人は一人もいなかった。私のメールアドレスを知ってるはずの人でもね。
まず、唐沢が悪い、という前提から入る。中には「唐沢が言ってることは聞かない」と明言していた人までいた。


藤岡氏のメールは「ネットでいろいろ論評していた人間」からの、待望の問い掛けということになる。大いに語ってくれることだろう。唐沢俊一がどのような回答をするか、注目である。