読売新聞に漫棚通信登場

マンガ評論サイトの影響力増大を報じる読売新聞の記事で漫棚通信ブログ版が取材を受けている。記事の中に唐沢俊一による漫棚盗作事件を指すと思われる記述があるので引用しておく。

 四国在住の50代の男性が開く「漫棚通信ブログ版」も、前身を含め5年目に入った人気サイト。「巨人の星」をリアルタイムで読んだ世代で、蔵書は「自称2万冊」。それだけにマンガの歴史に踏み込んだ記述が特色で、「うんちくを入れた『研究系』のブログ」という。このほか、「ひとりで勝手にマンガ夜話」「Something Orange」など人気サイトは多い。

 こうしたネット批評の隆盛は、販売にも影響を与えている。(中略)

 一方、昨年はプロの評論家が著書に人気サイトの記述を無断で使ったり講談社の社員が大学生と偽ってマンガ関連のブログにアンケートを送り陳謝するなどのトラブルも発生した。

(中略)

 ただ、「マンガの数が膨大になる中で、専門性を持つサイトがあるのは読者としてありがたい」(漫棚通信さん)との声は強い。評論家の伊藤剛さんは、昨年刊行した『マンガは変わる』(青土社)の中で、ブログが普及した03年ごろからマンガ論の環境が大きく変化したと指摘した。

まとめwikiにはもう項目が立っている。