カルビー「かっぱえびせん」のフレーズ“やめられない、とまらない”は社長の 大学の同窓生である栗本慎一郎のアイデアである


331 :無名草子さん:2007/12/22(土) 04:31:43
『トンデモ一行知識の世界』P.44
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 カルビーかっぱえびせん」のフレーズ“やめられない、とまらない”は社長の
大学の同窓生である栗本慎一郎のアイデアである。

……これはなかなか意外性に富んでいていいであろう。
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http://www.calbee.co.jp/kappaebisen/history/anime.html
の誕生秘話では、お母さんの作ってくれたエビのかき揚げを食べる子ども達が
皆「やめられない」とか「とまらない」と言ってますね。まあ、この Flashは、川での
エビ獲りをカッパが手伝ってくれたり、脚色されているものですが。

Wikipedia によると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/かっぱえびせん
>このキャッチコピーについては、電通大阪支社に所属していた藤島克彦が考案
>したという話を、藤島に師事した中島らもが生前語っていた。一方、カルビー
>アルバイトをしていた栗本慎一郎が考案したという説も唱えられているが、裏付け
>に乏しいことが指摘されている。

あれ、「大学の同窓生」という話は?と思ったら、設立者であり CM がオンエア
された 1969 年当時の社長でもある松尾孝さんは、大学に行ってませんね。

http://www.calbee.co.jp/company/enkaku.php
>1969年 「やめられない、とまらない」のCMソングがヒットし、さらに売上を伸ばす。

http://ja.wikipedia.org/wiki/松尾孝
>1931年広島一中(現広島県立国泰寺高校)卒。


332 :無名草子さん:2007/12/22(土) 04:32:41
>>331 続き

なかなか意外性に富んで……もいないオチですが、少なくとも「大学の同窓生で
ある栗本慎一郎」は、ガセ。

それと、「カルビーかっぱえびせん』のフレーズ」という言い方、微妙に変な気が。
意地でも「キャッチ」とは入れたくなかった?


関連ネタ:
- カルビーの社名は、「カル」と、ビタミンB1の「ビー」を組み合わせた造語。
 設立時の名前は松尾糧食工業株式会社で、6 年後にカルビー製菓株式会社に
 社名変更。

- かっぱえびせんのパッケージには、エビが携帯電話をしていたり、ビアジョッキを
 持っていたりするものがある。

- かっぱえびせんには、韓国のり風味 (カルビー曰く、意欲作) のものもある。
 2002年には、期間限定でタイトムヤンクン味やごはんですよ味も販売していた。

- じゃがりこは、じゃがいも+りかこ→じゃがりかこ→じゃがりこ ということで
 命名された。「りかこ」というのは、じゃがりこをとてもおいしそうに食べていた
 開発担当者の友人の名前。

http://www.geocities.jp/hasu58/longseller/ebisen.html
http://www.calbee.co.jp/soudanshitsu/faq/calbee.php
http://www.calbee.co.jp/kappaebisen/history/package-f05.html
http://www.calbee.co.jp/kappaebisen/history/package-f07.html
http://www.calbee.co.jp/soudanshitsu/faq/snack.php

336 :無名草子さん:2007/12/22(土) 08:00:53
>>331-332
それは「アカデミズムの唐沢さん」こと
栗本慎一郎の吹いた大ぼらを真に受けた結果でしょう

奴さんは、仮面ライダーが最初期の怪奇路線から
明朗快活路線に転換して人気が出たのも
自分のおかげと吹いてましたから

類は友を呼び、クズはクズに騙されるという
きわめて教訓的なお話でしたとさ